




そうなんだ〜。でも私の悩みは大人数での会話。少人数なら問題ないけど、グループ会話になると上手く会話に入れないの……。


その翌日、地球に大量の隕石が落ちて恐竜が私以外いなくなっちゃったんだ。




ポイント
1. 立ち位置、座り位置を意識する
2. 相づちの『さしすせそ』を覚え、聞き上手となる
3. 集団会話の場数を踏む

目次
少数会話と集団会話の違い
1対1の会話なら意識せず会話も弾むんだけど、大人数になると会話できない。そう感じている人は、案外多い。
集団会話になると
ポイント
・居心地が悪い
・会話に入り込めない
・思考が止まる
といった状態に陥ってしまう。


『あ〜早くこの場から立ち去って家でYoutube観たい』とか心の中で考えて、余計にストレス溜めちゃう感じ。

・話者が増える
・自分が話す機会・割合が減る

集団会話が苦手になる理由
脳が処理できてない
東洋経済オンラインの記事によると、複数人と話す時の脳の処理量は膨大で、人によってはそれがスムーズな会話を妨害する要因となっているとのこと。
『選択のパラドックス』をご存知だろうか?
人間は選択肢が多いことを好むけど、同時に選択肢が多すぎると自由度が奪われる、という話。


※ 選択肢のパラドックスについては、心理学者のバリー・シュワルツ氏が、動画や本で詳しく説明している(記事の最後に紹介)。
自意識過剰 〜周囲の空気を気にしすぎている〜
集団会話では、より多くの人から視線を浴びる。
そのため、発言する際はひと目を気にしてしまいがち。
『ここで口を挟んだら会話が止まっちゃうかな』
『考えがまとまってから話さないと、みんなにトーク力のない人間だと思われる』
そんな思考がぐるぐる回ると、ドンドン意識が自分の方へ向いてしまい、会話へ入り込めない。
つまり、集団会話に入れない理由の1つは
・場の空気を気にしすぎて、自分に意識が向いてしまっている
からといえる。

集団会話を克服する3つのコツ

コツ1:立ち位置、座り位置を意識する
すぐに実践できる改善策として、会話中の立ち位置を工夫する手がある。
たとえば飲み屋で10人程度で会話する場合、端っこに座っていたらグループ会話へ入ることは至難の業だ。
ジャイアン並の大きな声が出るなら話は別だが、こうした場合、会話の中心となるのは真ん中に座っている人たちだ。
ということは
・会話が得意な人→ 真ん中を陣取り、会話の主導権を握りに行く
・会話が得意でない人→ 真ん中を陣取った会話の得意な人の側に座り、会話の中心に入りやすい状況を作る
といった作戦を取るといい。

コツ2:相づちの『さしすせそ』を覚え、聞き上手となる
集団会話だと、自分が話す割合はおのずと減っていく。
そこで重要なのが、人の話を聞く時の振る舞いだ。
適切な相づちを打つことで、会話に潤滑油を入れることが可能になる。

相づちの『さしすせそ』
さ:さすがですね!
し:知りませんでした!
す:すごいですね〜!
せ:センスありますね!
そ:そうなんですか!?
相づちを制するものは会話を制す。
余計なプライドを捨て、相づちさしすせそを使ってみてほしい。



コツ3:集団会話の場数を踏む
いくらテクニックを学んでも、実践しない限り集団会話には慣れない。
前述したコツを試すためにも、集団会話の場へ参加してみよう。
最初はハードルを低くする意味で、仲のいい友人グループと会話してみるといい。
そこでの集団会話に慣れてきたら、今度は『先輩や上司』『さほど親しくない人』との集団会話の輪に入って練習してみよう。


まとめ
今回のおさらい!集団会話のコツは次の3点だよ。
1. 立ち位置、座り位置を意識する
2. 適切な相づちを覚え、聞き上手となる
3. 集団会話の場数を踏む

