バーチャルオフィスは、リモートワークの増加や起業のニーズに伴い、近年注目されているサービスです。
物理的な事務所を持たずに、法人登記や住所、電話番号を借りられる点がメリットです。初期費用と運営コストを大幅に抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。
本記事では、バーチャルオフィスのメリットとおすすめのサービスを紹介します。
バーチャルオフィスのメリット
バーチャルオフィスを利用することで、以下のようなメリットがあります。
初期費用と運営コストの削減
バーチャルオフィスを利用すれば、物理的な事務所を借りる必要がなくなります。
そのため、賃料や保証金など、通常の事務所開設に必要な初期費用が不要です。
また、光熱費や備品費、メンテナンス費用などの運営コストも大幅に削減できます。
起業時には初期費用の削減が重要なポイント。バーチャルオフィスなら、数万円程度の初期費用で本格的なビジネスを開始できます。
月額料金も1,000円前後と低コストで利用できるため、資金面での負担も軽減可能です。
都心立地の住所が借りられる
バーチャルオフィスを利用すれば、銀座や渋谷などの一等地の住所を低コストで借りられます。
会社の信用度や知名度を高めるためには、住所の選定が重要です。一等地の住所を活用することで、プロフェッショナルで信頼できるイメージを与えられます。
またWebサイトやパンフレット、名刺などにも住所を掲載できるため、マーケティング効果も期待できるでしょう。
バーチャルオフィスを上手に活用することで、低コストながら大企業に引けを取らないブランディングが可能です。
プライバシーの保護
バーチャルオフィスを利用すれば、自宅住所を公開する必要がありません。
事業活動と私生活を分離でき、プライバシーを守れます。個人で起業する場合は特に、自宅住所を登録するリスクを避けられる点は嬉しいポイントです。
また、事業の種類によっては、自宅住所の公開を避けておきたいケースもあるでしょう。バーチャルオフィスを活用すれば、不用意な個人情報の漏洩を防げます。
【比較表付き】おすすめのバーチャルオフィスサービス4選
ここからは、おすすめのバーチャルオフィスサービスを3つ紹介します。
| サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 法人登記 | オフィス住所地 |
|---|---|---|---|---|
| レゾナンス | 5,500円 | ・バーチャルオフィスコース：990円〜 ・バーチャルオフィス+転送電話セットコース：3,190円〜 ・バーチャルオフィス+電話秘書代行セットコース：5,390円〜 | ◯ | 浜松町、青山、銀座、日本橋、渋谷、恵比寿、新宿、秋葉原、横浜 |
| GMOオフィスサポート | なし | ・転送なしプラン：660円 ・月1転送プラン：1,650円 ・隔週転送プラン：2,200円 ・週1転送プラン：2,750円 | △ ※「転送なしプラン」以外は可能 | 渋谷、恵比寿、新宿、銀座、青山、目黒、秋葉原、横浜、名古屋、梅田、心斎橋、京都、神戸、博多、天神 |
| DMMバーチャルオフィス | 保証金：5,500円 入会金：5,500円 | ・ネットショップ支援プラン：660円〜 ・ライトプラン：1,650円〜 ・ビジネスプラン：2,530円〜 | △ ※「ネットショップ支援プラン」以外は可能 | 銀座、渋谷、横浜、大阪梅田、福岡天神、名古屋 |
| NAWABARI | 5,500円 | ・ネットショップ運営プラン：1,100円 ・ビジネスプラン：1,650円 ・海外プラン：3,000円 | △ ※「ネットショップ運営プラン」以外は可能 | 目黒 |
レゾナンス
レゾナンスは、東京・横浜の一等地に9つの拠点を持つバーチャルオフィスサービスです。
月額990円（税込）から利用でき、登記と郵便物の転送がすべてのプランに含まれています。また、電話秘書代行サービスなども低価格で利用可能です。
現在、3ヶ月分の月額料金が無料になるキャンペーンを実施中（2024年6月4日時点）。
さらに、紹介コード「Tcy-D」を入力すれば入会金が1,000円割引になるため、お得に利用開始できます。
立地とコストパフォーマンスに優れたサービスといえます。
| 運営会社 | 株式会社ゼニス |
| オフィス住所地 | 浜松町、青山、銀座、日本橋、渋谷、恵比寿、新宿、秋葉原、横浜 |
| 初期費用（税込） | 5,500円 |
| 月額料金（税込） | ・バーチャルオフィスコース：990円〜 ・バーチャルオフィス+転送電話セットコース：3,190円〜 ・バーチャルオフィス+電話秘書代行セットコース：5,390円〜 |
| 法人登記 | ◯ |
| クーポン情報 | 【本サイトの読者限定】 紹介コード「Tcy-D」を申込時に入力するだけで入会金1,000円オフ！ ※年間契約が対象 |
| 公式サイト | 公式HP |
＼一等地のバーチャルオフィス／
レゾナンスの評判・口コミ
スタッフさんの対応が丁寧で、これからも利用したい！
副業の法人化のタイミングから登記と郵便の転送を目的に利用しています。 今後は会議室の利用なども検討しているので追々相談させていただきたいです。 スタッフさんの応対も丁寧でこれからも利用していきたいバーチャルオフィスだと思います。
レゾナンス公式HP
オフィスを借りる予定だったけどレゾナンス継続します！
起業のタイミングから約2年間利用しています。 もともと会社の規模拡大に合わせて自社オフィスを借りる予定でしたが特に不満もないのでそのまま使わせてもらっています。 郵送物の送付も柔軟に対応していただけて満足です。 テレワークを導入しているのでこのまま使わせていただきます。
レゾナンス公式HP
GMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートは、東証プライム上場企業のGMOグループが運営するサービスです。
月額660円から都内や地方の一等地の住所を利用でき、プランによっては法人登記も可能です。
郵便物の転送や電話番号の貸出しなども、付帯サービスとして利用できます。
現在、最大3ヶ月無料のキャンペーンを実施中（2024年6月4日時点）。低コストながら高い信頼性が魅力のサービスです。
| 運営会社 | GMOオフィスサポート株式会社 |
| オフィス住所地 | 【東京】渋谷、恵比寿、新宿、銀座、青山、目黒、秋葉原 【関東】横浜 【東海】名古屋 【関西】梅田、心斎橋、京都、神戸 【九州】博多、天神 |
| 初期費用 | なし |
| 月額料金（税要確認） | ・転送なしプラン：660円 ・月1転送プラン：1,650円 ・隔週転送プラン：2,200円 ・週1転送プラン：2,750円 |
| 法人登記 | △ ※「転送なしプラン」以外は可能 |
| クーポン情報 | 要確認 |
| 公式サイト | 公式HP |
＼3ヶ月分無料特典あり／
GMOオフィスサポートの評判・口コミ
ーGMOオフィスサポートに決めたポイントはありますか？
GMOオフィスサポート公式HP
バーチャルオフィスを比較する際は、特に費用と銀行口座の開設のしやすさを考慮しました。バーチャルオフィスの場合は銀行口座を開設しにくいと聞いたことがあったのですが、GMOあおぞらネット銀行であれば比較的開設しやすいことを知り、貴社がGMOあおぞらネット銀行と提携しているという点が決め手でした。
実際にGMOあおぞらネット銀行の口座は開設できましたし、他にメガバンクでも口座を開設できたので、銀行口座の開設に関しては問題はなかったですね。
私がバーチャルオフィスのGMOオフィスサポートを選んだ理由3選を紹介します👍
①自宅の住所が事務所として大家さんに認められなかった
②自宅の住所バレが不安
③事務所はいらないが住所は欲しいこのような場合にはバーチャルオフィスが維持費が安くてオススメです😊
くくたる@フリーランス薬剤師@Cucalfort
DMMバーチャルオフィス
DMMバーチャルオフィスは、渋谷や銀座、横浜など一等地の拠点を提供するサービスです。
月額660円から利用でき、法人登記や郵便物の受取・転送、着信電話の自動転送など、充実した機能が付帯しています。
法人口座の開設実績も豊富。みずほ銀行や三菱UFJ銀行をはじめとしたメガバンクでの開設実績もあるため、安心して利用できます。
都心部のプレミアムな住所を活用できる点も魅力的です。
| 運営会社 | 合同会社DMM.com |
| オフィス住所地 | 銀座、渋谷、横浜、大阪梅田、福岡天神、名古屋 |
| 初期費用（税要確認） | 保証金：5,500円 入会金：5,500円 |
| 月額料金（税要確認） | ・ネットショップ支援プラン：660円〜 ・ライトプラン：1,650円〜 ・ビジネスプラン：2,530円〜 |
| 法人登記 | △ ※「ネットショップ支援プラン」以外は可能 |
| クーポン情報 | 要確認 |
| 公式サイト | 公式HP |
＼業界最安水準／
DMMバーチャルオフィスの評判・口コミ
最初は自宅住所を登記する予定でした。住所が公開されるので、色々と考えた結果、バーチャルオフィスを検討しました。DMMブランドの安心感と価格の安さでこちらに決めました。何より都心部で登録できる事が、会社の信用度にも繋がったと思います。対応も早く、問い合わせしてから登録までがあっという間で助かりました。
DMMバーチャルオフィス公式HP
Amazonのショップで物品を販売する際に、アカウントに登録した住所が公開されてしまう。最初は自宅住所の設定にしていたが、バーチャルオフィスにした結果、自宅住所でない住所を設定することができ、プライバシーが保護された。
DMMバーチャルオフィス公式HP
NAWABARI
NAWABARIは、月額1,100円からと業界最安値水準の料金設定が特徴的なバーチャルオフィスです。
会員ページや03電話番号の貸出、法人登記や銀行口座開設のサポートなど、充実したサービスが提供されています。
また、運営元がプライバシーマークを取得している企業であるため、個人情報の取り扱いも安心です。
初期費用無料キャンペーンや最大3.5万円のキャッシュバックキャンペーンも実施中（2024年6月6日時点）。お得に利用できます。
海外の住所を使える「海外プラン」も用意されているので、海外での事業展開を検討している人にもおすすめです。
| 運営会社 | 株式会社Lucci |
| オフィス住所地 | 目黒 |
| 初期費用（税込） | 5,500円 |
| 月額料金（税込） | ・ネットショップ運営プラン：1,100円 ・ビジネスプラン：1,650円 ・海外プラン：3,000円 |
| 法人登記 | △ ※「ネットショップ運営プラン」以外は可能 |
| クーポン・キャンペーン情報 | ・初期費用無料キャンペーン（〜2024年7月31日まで） ・freeeのサービス利用で最大3.5万円のキャッシュバック（〜2024年6月30日まで） |
| 公式サイト | 公式HP |
＼ネットショップ運営者におすすめ／
NAWABARIの評判・口コミ
都内でリアルオフィスを持つのはなかなかハードルが高く、資金が少ないスタートアップ企業などに是非紹介したいサービスです。
Googleのクチコミより
フリーランスになって1年前からNAWABARIを利用しています。
Googleのクチコミより
自宅住所を公開する必要が無くプライバシーを守ることができて安心です。
また、信頼性の高い住所や03番号をレンタルすることができるのでお客様との取引も円滑です。（郵便物の転送サービスも助かってます！）
バーチャルオフィスの選び方
バーチャルオフィスを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。
立地
バーチャルオフィスの最大のメリットは、都心の一等地の住所を借りられることです。
会社の信用度向上やブランディング効果が期待できるため、立地は重要な選択ポイントになります。
自社のイメージやターゲット層に合わせて、最適な立地を選びましょう。
料金とコストパフォーマンス
バーチャルオフィスの料金は、月額数百円から数千円までと幅があります。
サービス内容に応じて料金が異なるため、自社のニーズに合わせて検討するよう心がけましょう。
初期費用やオプションサービスの有無、転送料金などを比較。総合的なコストパフォーマンスを判断して選ぶことが大切です。
付帯サービスの充実度
バーチャルオフィスによっては、法人登記やウェブ会議システム、電話秘書代行など、さまざまな付帯サービスが提供されています。
こうしたサービスの有無や料金を確認し、自社のニーズに合ったプランを選びましょう。
まとめ
バーチャルオフィスは、リモートワークの普及やスタートアップの増加に伴い、需要が高まっているサービスです。
初期費用や運営コストを大幅に抑えられるだけでなく、都心の一等地の住所を活用できるメリットもあります。
GMOオフィスサポート、レゾナンス、DMMバーチャルオフィスなど各社のサービスを比較し、自社のニーズに合ったバーチャルオフィスを選びましょう。
バーチャルオフィスに関するよくある質問
バーチャルオフィスのメリットは？
バーチャルオフィスを利用することで、初期費用と運営コストの大幅な削減、都心立地の住所の活用、プライバシーの保護などのメリットがあります。
これにより、低コストでありながら大企業に引けを取らないブランディングが可能です。
おすすめのバーチャルオフィスサービスが知りたい
GMOオフィスサポート、レゾナンス、DMMバーチャルオフィスなどが、立地とコストパフォーマンスに優れたおすすめのサービスです。
料金、付帯サービスの有無などを比較し、自社のニーズに合ったサービスを選びましょう。
バーチャルオフィスを選ぶ際のポイントは？
バーチャルオフィスを選ぶ際は、立地、料金とコストパフォーマンス、付帯サービスの充実度に注目することが重要です。
自社のイメージやターゲット層に合わせて、最適な立地を選び、自社のニーズに合ったプランを選びましょう。
バーチャルオフィスはどのようなニーズに応えられる？
バーチャルオフィスは、リモートワークの増加や起業のニーズに伴い、近年注目されているサービスです。
物理的な事務所を持たずに、法人登記や住所、電話番号を借りられるため、初期費用と運営コストの削減が実現できます。
