ふむふむ、5フォースはポーターが提唱した競争要因を分析する方法で……。
中小企業診断士の勉強、進めてるみたいね!
そういえば、試験ってどれくらい難しいの?
!?
合格率や資格取得に必要な勉強時間を知らないと、具体的な勉強計画も練れないわよ。
見切り発車で勉強スタートさせてしまった……どうしよう。
そうだと思って、今回は私が調べておいたわよ♪
効率的な勉強をはかるためにも、まずは敵の正体をみきわめていこうね。
ありがたい〜!
この記事を読んでわかること
・中小企業診断士の学習範囲・勉強時間・合格率
・合格をたぐり寄せるポイント
記事の信頼性
・執筆者は2023年度の受験に向けて中小企業診断士の勉強をしている
・通信講座を受講中(スタディング)
中小企業診断士の学習範囲
中小企業診断士の1次試験は、全部で7科目あるのよ。回答は選択式よ。
2日間に渡る1次試験だけあって、出題範囲も広そうだね。
うん。そして合格条件は「総点数の60%以上で、40%未満の科目点数がないこと」よ。
苦手科目があっても、4割以上は取っておかないと他の科目でカバーできないってことか。
2次試験
2次試験では、「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例」が計4問出題されるのよ。回答は筆記式よ。
合格基準は、1次試験と同じで「総点数の60%以上で、40%未満の科目点数がないこと」よ。
実は2次試験のあとに「口述試験」があるんだけど、これは軽い面談みたいなもので落ちる可能性はかなり低いみたい。安心してね。
中小企業診断士合格に必要な勉強時間(目安)
中小企業診断士って、どれぐらいの勉強量が必要なの?
人にもよるけど、目安としては1,000時間といわれてるよ。
1日3時間勉強するとして1年間……なかなかの勉強量が必要だね。
ちなみに、ほかの資格試験の勉強時間(目安)は以下のとおりよ。
資格試験 | 勉強時間の目安 |
司法試験 | 3,000〜8,000時間 |
公認会計士 | 4,000時間 |
税理士 | 3,000時間 |
司法書士 | 3,000時間 |
行政書士 | 500〜1,000時間 |
データ参照元:資格Times
こうやって比較してみると、難関試験のなかでは比較的少ない勉強量なんだね。
そうだね、1,000時間の勉強で国家資格が取得できるならコスパが高いかも。
中小企業診断士の合格率
気になる合格率は、次のとおりよ♪
1次試験合格率
年度 | 受験者数 | 試験合格者数 | 合格率 |
2019 | 14,691 | 4,444 | 30.2% |
2020 | 11,785 | 5,005 | 42.5% |
2021 | 16,057 | 5,839 | 36.4% |
2次試験合格率
年度 | 受験者数 | 試験合格者数 | 合格率 |
2019 | 5,954 | 1,088 | 18.3% |
2020 | 6,388 | 1,174 | 18.4% |
2021 | 8,757 | 1,600 | 18.3% |
データ参照元:一般社団法人 中小企業診断協会
あれ、意外と合格率は高い感じ?
1次と2次それぞれの合格率だから高く見えるけど、合わせて考えると約10%の合格率かな。
10人に1人かぁ〜。やっぱりけっこう難しいね。
参考までに、ほかの資格試験の合格率はこんな感じ。
司法試験:約30%
公認会計士:約10%
税理士:約15%
司法書士:約4%
合格をたぐり寄せるポイント
ここでは、中小企業診断士試験に合格するためのポイントを2つ紹介していきます♪
早めの勉強スタート
中小企業診断士の試験合格に必要な勉強時間は、目安として1,000時間。
1日どれくらい勉強するのか次第だけど、1〜3年かける人も多いそうよ。
仕事をしている人にとっては、1日数時間の勉強時間を確保するのは大変そうだよなぁ。
そう。だからこそ目指すと決めたら「早めのスタート」が大事といえるわね。
受験する年度へ照準を合わせて、学習計画を立てていこう♪
アイアイサー!!
効率的な勉強
早めの学習スタートも大事だけど、「学習の濃さ・効率性」を高めるのも忘れないでね。
濃さ:試験合格に直結した勉強ができているか
効率性:スキマ時間を利用して学習できているか
平均6割の点数を目指せばいいわけだから、点数の取りやすい分野への集中勉強が効率的だね♪
最短合格へ向けた勉強法としてオススメしたいのが、通信講座の活用だよ。
下の記事で通信講座のメリットやおすすめスクールを紹介してるので、よかったら参考にしてね♪
まとめ
中小企業診断士の難易度
・合格率:約10%
・勉強時間:約1,000時間
合格のポイント
・効率的な勉強:「試験合格に直結した勉強ができているか」「スキマ時間を利用して学習できているか」