作成した記事の検索順位を調べる際、必須ともいえるのが「SEOツール」の活用です。
なかでもGMO順位チェッカーは、GoogleやYahoo!などでの表示順位を調べられるコスパに優れたサービスとして人気を集めています。月額485円（税込）から利用できるサービスということもあり、個人サイト運営者でも導入を検討しておいて損はないツールです。
本記事では、GMO順位チェッカーのメリットやデメリットについて紹介すると共に、類似ツールとの比較やお得な無料プランの申込み方法を解説します。
GMO順位チェッカーとは？
GMO順位チェッカーは、特定のキーワードに対する自社サイトの検索順位を調べられるツールです。
SEO対策で成果を出すためには、どのキーワードがどのくらいの順位で表示されているのかを知る必要があります。GMO順位チェッカーは、その作業をスムーズに実施してくれるSEOツールです。
検索エンジンのアルゴリズムや検索結果の変化に追従するためにも、導入して損のないツールといえます。
特にGoogleは頻繁にアルゴリズムを変更しており、その影響で検索順位も変動します。検索上位を維持するうえでも、定期的な順位確認は必須といえるでしょう。
GMO順位チェッカーのメリット
GMO順位チェッカーを使うメリットは、主に以下の3点です。
GMO順位チェッカーの魅力
2) 自社サイトのSEO戦略を改善できる
3) 競合他社と自社サイトを比較できるようになる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット1：個人や中小企業でも導入しやすいリーズナブルな料金プラン
GMO順位チェッカーをオススメする1番の理由が、個人利用者にも優しい料金プランです。
以下の表をご覧ください。
類似ツールの場合、月額数千円〜数万円のサービスも珍しくありません。
サイト運営者なら共感できるかもしれませんが、私は長年「SEO対策を真剣に考えたいけど、ツールの利用料金が高い」と感じていました。
いくつもの無料ツールや有料ツールの体験版を試してきたものの、コスパに納得できるツールには出会えませんでした。
GMO順位チェッカーであれば、1番安い有料プランが月額500円以下です。登録可能なURL数が5つ、キーワードが100語のプランとなっているため、個人利用であれば十分といえるでしょう。
中小企業レベルでも、コンテンツマーケティングの企業でないかぎり、月額980円（税込）のプランで十分ではないでしょうか。年間5千円〜1万円の費用で検索順位を追えるため、コスパに優れたSEO対策が期待できます。
メリット2：自社サイトのSEO戦略を改善できる
GMO順位チェッカーを利用すると、自社のウェブサイトが特定のキーワードでどの順位に位置しているかを確認できます。これにより、SEO戦略の策定に必要なデータを集め、改善に取り組むことが可能です。
GMO順位チェッカーには、登録したキーワードの順位を毎日自動で取得してくれる「自動順位取得」機能や、検索順位の動きをレポートにして表示する機能があります。SEO記事が期待したキーワードで検索上位を勝ち得ているのかどうかを、本ツールであれば瞬時に確認可能です。
メリット3：競合他社と自社サイトを比較できるようになる
GMO順位チェッカーでは、競合他社のサイトも登録できます。
管理画面から「グループ管理」を選択し、自社サイトと競合サイトを一緒に登録しておけば、特定のキーワードで互いの順位がどのように推移しているのかを把握可能です。
これにより、自社と競合他社の検索順位を比較できます。自社のウェブサイトが競合他社よりも低い場合は、状況を分析し、対策を講じるとよいでしょう。
GMO順位チェッカーのデメリット
メリットがある一方で、導入前に知っておくべき注意点も存在します。
GMOチェッカーのデメリット
2） データを二次利用される可能性がある
詳しくみていきましょう。
デメリット1：検索順位のチェックに特化しているため、検索ボリュームなどは分からない
GMO順位チェッカーの場合、キーワードの難易度は表示されるものの、検索ボリュームの確認は別のツールを利用する必要があります。
1つのツールで検索順位の把握と検索ボリュームを確認したい人にとっては、この点を不満に感じるかもしれません。
私のケースでいうと、検索ボリュームチェックには「Google広告のキーワードプランナー」を使用しています。無料で利用できるラッコキーワードとセットで利用すれば、検索上位を狙うだけの情報は十分手に入るので問題ありません。
包括的なSEO対策を1つのツールで試みたい人は、「ahrefs」などを検討してみましょう。
デメリット2：データを二次利用される可能性がある
GMO順位チェッカーの口コミをチェックしてみると、データの二次利用を危惧する声がありました。利用規約に「利用者データの二次利用使用許諾」が定められているため、自社サイトの情報が流出しないか不安、という声です。
結論から言うと、個人ブロガーや小規模サイトを運営する企業は心配しなくても大丈夫です。個人情報が漏れるわけではなく、ツールの改善や市場調査データとして利用する可能性があるとのこと。
第２１条（利用者データの二次利用使用許諾）
１．利用者は、当社が、本サービスの提供を通じて取得した利用者データ（次項に定義します。）を収集し、保存することを許諾するものとします。ただし、利用者データには、個人情報は含まないものとします。
ＧＭＯ順位チェッカーサービス利用規約
二次利用されたくない場合は、以下のリンクから除外申請できるのでご安心を。
GMO順位チェッカーと競合ツールの比較
GMO順位チェッカーと料金設定やサービス内容が似ている競合ツールに、「Nobilista」と「GRC」があります。サービス間の違いは以下の表を参考にしてみてください。
■GMO順位チェッカー、Nobilista、GRCのサービス比較表
| GMO順位チェッカー | Nobilista | GRC | |
| タイプ | クラウド型 | クラウド型 | インストール型 |
| 運営会社 | GMOソリューションパートナー株式会社 | 株式会社IIP | 有限会社シェルウェア |
| 料金 | 無料〜 | 月額990円（税込）〜 | 月額495円（税込）〜 |
| 登録可能URL数 | 5〜 | 3〜 | 5〜 |
| 検索語数 | 100〜 | 150〜 | 500〜 |
| 難易度チェック | ○ | ○ | × |
| 検索ボリューム | × | ○ | × |
| 対応端末/ブラウザ | Google Chrome Firefox Microsoft Edge Safari | Google Chrome Firefox Microsoft Edge Safari | Windows ※Macの場合は要設定 |
いずれのサービスも、低価格から導入できるサービスとして人気です。
サービス内容が似ているため、使い心地をチェックするためにも実際に一度利用することをオススメします。
GMO順位チェッカーの利用方法
シンプルなツールであるため、特別な知識がなくても即座にサービスを利用できる点がGMO順位チェッカーの魅力です。
最初に管理画面にログインすると、上の画像のようにサイト登録画面が表示されます。自社サイトのURLとサイト名、順位をチェックしたいキーワードを記入するだけで、登録作業は完了です。
サイトとキーワードを登録すると、キーワードの現在順位やSEO難易度が表示されます。1日ごとの検索順位は、ログインし続けなくても自動的に取得してくれます。インストール型のツールのように、毎日起動せずともデータを取ってきてくれるのは嬉しいポイントです。
日々の推移を確認する場合は、「順位グラフ」「全グラフ」などを選択すればOKです。
GMO順位チェッカーの無料プラン申し込み方法
GMO順位チェッカーを利用したい人は、まず1か月無料プランを申し込みましょう。
こちらをクリックすると、以下のような無料プランの申し込み画面が表示されます。
「1カ月フリープラン申込み」のボタンを押すと、登録画面に進みます。「契約者の名前」「連絡先」の入力後、利用規約の同意にチェックを入れてください。
以上で無料プランの申込みは完了です。月額485円のプランを無料で1か月試せます。
使い勝手がよければ、無料期間後に有料プランへ移行して継続するのもアリです。他のSEOツールも試してから判断したい場合は、1か月で一旦利用を止めてもよいでしょう。
まとめ
GMO順位チェッカーは、自社サイトの検索順位を低価格で簡単に調べられるツールです。本ツールを利用すれば、自社や競合他社のサイト順位を把握し、SEO対策の見直しや改善が図れます。
初回の1か月は無料で利用可能なので、自分に合ったサービスかどうか実際に利用して判断してみるとよいでしょう。
WebサイトのSEO対策に悩んでいる人や、競合他社との差を埋めたい人は、ぜひGMO順位チェッカーの導入を検討してみてください。