コーヒー論争に決着!健康への良し悪しを調べてみた結果・・・

コーヒー効果 健康健康
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皆さんはコーヒーを飲むだろうか?私はコーヒーは1日に1〜2杯飲む程度の、まぁまぁのコーヒー好きだ。

今回は、日本国内だけでも年間48万トン消費されているコーヒーについて考察していく。

論点は

コーヒーって結局、身体にいい飲み物?それとも悪い?

という点。

というのも、コーヒーに関しては『コーヒー飲むと癌になる』だったり、『コーヒーは健康に良かった!』といった研究結果や記事が日々登場する。

コーヒー好きとしては「いいのか悪いのかはっきりしろ!」と叫びたくなる情報の氾濫に対して、ちょっと噛み付いてみたくなった。

さて、どっちなんだろう。

ディノ
ディノ

コーヒー身体に良い派と悪い派の言い分を聞いた上で、判断していくよ!

コーヒーが身体に良いと主張する側の意見

コーヒー 健康効果 カフェイン

1) カフェイン効果

カフェインと聞くと「身体に悪い」と思ってしまう人もいるが、適量であれば健康にいいとされている。

期待できる主な効果としては

眠気覚まし

・利尿作用

自立神経の働きを高める

集中力向上

といったものが挙げられる。眠い時にコーヒーを飲みたくなるのは、カフェインによる眠気覚ましを求めるゆえの行動といえる。

2) 肝臓がんリスクを低減

https://www.nestle.co.jp/sites/g/files/pydnoa331/files/asset-library/documents/nhw/interview3.pdf

愛知県がんセンターの人へのインタビュー記事。

コーヒーとがんについてインタビューされており、記事によると

・がんの原因の多くは環境要因。喫煙と感染症の影響が大きい

・コーヒーの習慣的飲用は肝臓がんのリスクを低減する

・食べ物のがん発症への影響はさほど強くない。葉酸やイソフラボンの予防効果に注目

引用:コーヒーと健康

とのこと。つまり、食べ物はがんにさほど影響を及ぼさないから、コーヒーとがん発症には関係性がない。むしろ逆に、コーヒーを習慣的に飲めば肝臓がん予防になる。

そんな主張。

3) ニコチン酸によるアンチエイジング効果

2019年10月にBS放送で『コーヒーで老化が止まる!?』という内容が放送された。

コーヒーで老化が止まる!?
コーヒーで老化が止まる!? コーヒーは、アンチエイジングの効果があるのではない...

それによると、コーヒーにはニコチン酸というアンチエイジング・抗老化効果のある成分が含まれている。長期摂取することで効果が期待できるとのこと。

ニコチン酸、聞いたことはなかったが(ニコチンとは異なる成分らしい)アンチエイジング効果が期待できるとは興味深い。

なお、ニコチン酸はコレストロール値を下げる働きがあることから、心筋梗塞などの心臓病予防にも有効だという。

4) ポリフェノールによる健康効果

ポリフェノールといったらワインを連想する人が多いかもしれないが、実はコーヒーにも多量のポリフェノールが含まれている。

含まれているポリフェノールの種類は、クロロゲン酸。これがカフェインと一緒になることで、身体の抗酸化や抗炎症作用へ働きかけるようだ。

1日3杯のコーヒーが健康寿命を延ばす- 1.1日3杯のコーヒーが健康寿命を延ばす | ドクターズチョコレート®

前述のニコチン酸にもアンチエイジング効果が期待できることから、思った以上にコーヒーには身体にいい成分が含まれていることが判明した。

コーヒー身体に悪いと主張する側の意見

1) カフェインの負の影響

過剰摂取が身体に悪いとする主張。

よく聞く話が『妊婦にカフェインは駄目』といったもの。これは本当の話で、カフェインを取りすぎることで

・流産のリスクが高まる

・赤ちゃんの発育不良

といった問題がWHO(世界保健機構)の報告書でも指摘されている。

http://www.euro.who.int/__data/assets/pdf_file/0020/120296/E73182.pdf

また、カフェインの負の影響として、不眠、頻尿、めまいや吐き気を引き起こす作用がある。

カフェインの作用は個人差もある。私の友人は夕方以降、少しでもコーヒーを飲むと眠れなくなるため避けている。反対に私は夜飲んでも快眠できる自信がある。

カフェインの摂取が過剰になると、カフェイン中毒を引き起こす。これは場合によっては死に至ることもあるので、本当に注意が必要だ。

参考までに、カフェインの致死量は5g。過剰摂取にあたる量が0.4gなので、致死量に達するほど摂取するのは稀。海外製の錠剤を大量に飲んで致死量に達するケースはある模様。

コーヒーやエナジードリンクのカフェイン摂取では眠気がとれない、そんな人が錠剤へ手を付けるらしい。カフェイン依存は仕事に追われる現代人の悪しき習慣なので、その段階へ達する前に仕事のやり方などを見直す必要がある。

コーヒーのカフェイン量・1日飲む量の目安

全日本コーヒー協会によると、コーヒーのカフェイン量は100mlあたり60mg程度。

1杯を150mlと考えると、コーヒー1杯でカフェインを90ml摂取する計算。4杯以上飲んでしまうとカフェインの過剰摂取が心配になるので、大人の場合は1日3杯あたりを限度に飲むのが良さそう。

子供や妊婦に対する摂取量の参考に、カナダ保健省の資料を共有する。

Health Canada Reminds Canadians to Manage Caffeine Consumption - Recalls and safety alerts

これによると、

・妊婦や授乳中、妊娠を予定している女性:最大300mg/日 (約2杯)

・4-6歳:45mg/日

・7-9歳:62.5mg/日

・10-12歳:85mg/日(355mlコーラ1〜2本)

がカフェイン摂取限度量と設定されている。

考察:コーヒー業者による『コーヒー身体にいい説』は鵜呑みにしてはいけない

別の章で紹介した『愛知県がんセンターの人へのインタビュー記事』、これを細かく読むと

・インタビューワ−:ネスレ日本株式会社

と書いてあった。

ご存知の通り、ネスレは食品メーカー大手。日本に留まらず、世界中どこに行ってもネスレコーヒーは販売されている。

そのネスレが記事にしてコーヒー効果を宣伝してる。どう思う?

正直私は「うさん臭い!」と思ってしまう。たとえがんセンターの人がインタビューに応じていたとしても、情報の信憑性は低い。

ディノ
ディノ

だって・・・ポジショントークじゃん!

え!そうなんですか!?

参考までに、ネスレのHPを見るとコーヒーの良さがびっしり書かれている。

なぜなに?コーヒーと健康

これを見て「おぉ〜!!コーヒーめちゃくちゃ身体にいいじゃん!飲もう!」と思ってしまう方は、コーヒーの前に社会の厳しさを味わったほうがいい。

食品メーカーが、科学研究に影響を与え事実を歪めている!?

ニューヨーク大学教授、公衆栄養学の専門家のマリオン・ネスル教授に関する記事を読むと、巷に氾濫する情報の裏側を知ることができる。

「○○は体にいい!」研究は、企業が高値で仕込んでいた!|癒着を暴く「女戦士」が明かす企業の実名
「カカオに入っているフラボノイドは心臓や脳に良い」から、チョコレートを“ちょっと”食べ過ぎても大丈夫。“低カロリー”のアイスクリームなら、ドカ食いしても太らないはず──。私たちは「体に悪そうな」ものを口にするとき、どこかで耳にしたことのある都合の良い「研究結果」を言い訳にしていないだろうか。だが、それはそもそも本当な…

興味を抱いた方は、是非このマリオン教授の書籍にも目を通してほしい。

気づかない内に私達がどのような情報操作を受けているのか、まずはその事実を認識することから始めよう。

コーヒーのいい面、悪い面、両方を平等に解説している情報源を参考に

以上のことから、コーヒーに関する効能はある程度誇張されて広まっている可能性が高い。

正確な情報を得るためには

・コーヒー業者の提供する情報を鵜呑みにしない

・中立な情報提供をしている情報源を参考にする

を意識してほしい。

まとめ

今回の記事をまとめると次のとおり。

・適量を飲めば『カフェインやポリフェノールのプラス効果』を期待できる。が、飲み過ぎは健康を害する。カフェイン中毒に要注意

・適量は大人で1日コーヒー3杯程度!子供や妊婦はカフェイン摂取量を抑えめに

・ポジショントークの情報源に惑わされず、中立な情報源を参考に

ディノ
ディノ

最後まで読んでくれてありがとう!また次回♪

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