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バーチャルオフィスとは?メリット・デメリット、選び方を解説【2025最新】

現代の働き方が多様化する中で、コストを抑えつつビジネスを展開できる「バーチャルオフィス」が注目を集めています。オフィスを構えずに法人登記ができる、都心の一等地住所を利用できるといったメリットがある一方で、注意すべきポイントも存在します。

本記事では、バーチャルオフィスの基本から、メリット・デメリット、選び方まで詳しく解説。起業や副業を考えている方、コストを抑えたオフィス運営を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

バーチャルオフィスとは?基本を解説

バーチャルオフィスとは、物理的なオフィス空間を持たずに、ビジネスに必要な住所や電話番号、郵便物受取などの機能を利用できるサービスです。「Virtual(仮想の)」という言葉どおり、仮のオフィスとして機能します。

このサービスが注目されている理由は、クラウドサービスの発達によって「会社に行って働く」という概念が変化し、リモートワークやノマドワークが普及したことにあります。特に2006年頃から日本でも急速に広まり、コロナ禍以降さらに需要が高まっている状況です。

バーチャルオフィスとレンタルオフィス、コワーキングスペースの違い

バーチャルオフィス、レンタルオフィス、コワーキングスペースは、現代の多様な働き方に対応するオフィス形態です。​それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

項目バーチャルオフィスレンタルオフィスコワーキングスペース
物理的スペース◯(個室)◯(共有スペース)
主な機能住所貸し、郵便物受取・転送、
電話番号提供
専用個室、オフィス設備完備作業スペース、設備共有
月額費用数千円~/月数万円~/月バーチャルオフィスより高く、レンタルオフィスより安価
法人登記
プライバシー

【バーチャルオフィス】

  • 物理的なオフィス空間を持たずに、ビジネスに必要な住所や電話番号などの機能を利用できるサービス
  • コストを抑えつつ、都心の一等地住所をビジネスに活用したい方におすすめ
  • 法人登記や郵便物受取など、ビジネスに必要な基本機能を備えている

【レンタルオフィス】

  • 個室や固定デスクなど、物理的なオフィス空間を借りられるサービス
  • オフィス家具やインターネット環境などが整っており、すぐに業務を開始できる
  • スタートアップ企業や中小企業など、オフィスを構えたい方におすすめ

【コワーキングスペース】

  • 複数の利用者で共有するオフィス空間
  • オープンスペースや共有スペースがあり、交流や情報交換ができる
  • フリーランスやノマドワーカーなど、柔軟な働き方をしたい方におすすめ

バーチャルオフィスのメリット

バーチャルオフィスの主なメリットは、以下の4点です。

  • 初期費用・ランニングコストを大幅に削減できる
  • 自宅住所を公開せずに済む(プライバシー保護)
  • 都心の一等地の住所で信用力・ブランディング向上
  • 手軽に利用開始でき、低リスクで起業できる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

初期費用・ランニングコストを大幅に削減できる

​バーチャルオフィスの最大の利点は、初期費用とランニングコストを大幅に削減できる点です。​これは、物理的なオフィスを借りる必要がないため、敷金・礼金、保証金、家具や設備の購入費用などの初期投資が不要となるからです。

例えば東京都心の一等地にオフィスを構える場合、初期費用として敷金や礼金、保証金などで100万円以上、さらに家具やOA機器の購入で30万円以上が必要となります。

一方バーチャルオフィスを利用すれば、初期費用は数千円から数万円程度で済みます。月額利用料も数千円からと、物理的なオフィスに比べて圧倒的に低コストです。

自宅住所を公開せずに済む(プライバシー保護)

ビジネスを展開する上で、住所の公開は避けて通れない問題です。法人登記や名刺、Webサイトなど、様々な場面で住所の記載が求められます。その際に自宅住所を使用してしまうと、プライバシーが脅かされるリスクが生じます。

バーチャルオフィスを利用すれば自宅住所を公開せずビジネスを運営できるため、DMや営業訪問などの望まない接触から身を守ることが可能です。特に女性の個人事業主やフリーランスにとって、このプライバシー保護機能は大きな安心感をもたらすでしょう。

例えばネットショップ運営者の場合、特定商取引法に基づく表記で住所の記載が義務付けられています。バーチャルオフィスの住所を使用できれば、個人情報の露出を防げます。また郵便物の転送サービスを利用すれば、プライバシーを守りながら必要な書類を受取可能です。

このように、バーチャルオフィスはプライバシーを保護しながらビジネスを展開したい人にとって、有効な選択肢となります。

都心の一等地の住所で信用力・ブランディング向上

ビジネスにおいて、住所が与える印象は想像以上に重要です。特に創業間もない企業やフリーランスにとって、信頼性の確保は最大の課題といえるでしょう。

バーチャルオフィスを利用すれば、東京の銀座や渋谷、港区といった一等地の住所を自社の拠点として名刺やウェブサイトに記載できます。これにより、実際のオフィスを構える費用の何分の一かのコストで、ビジネスの信用力を大幅に向上させることが可能です。

例えばコンサルティング業界では客先訪問が主な業務形態であるため、高額な固定オフィスは不要でも、一等地の住所があることで顧客からの信頼獲得につながります。

また、地方の事業者が都心の顧客にサービスを展開する際にも、都心の住所を持つことで商談機会の増加が期待できます。

このように、バーチャルオフィスは単なるコスト削減策ではなく、ビジネスの成長戦略として活用できる強力なツールです。

契約手続きが簡単ですばやく利用開始できる

バーチャルオフィスは契約手続きがシンプルであるため、スピーディーに利用開始可能です。

従来のオフィス賃貸契約の場合、物件の内見、審査、契約書の作成など、煩雑な手続きに時間を要します。一方、バーチャルオフィスはオンラインで申し込みから契約まで完結できるサービスが多く、最短即日から利用を開始できます。

契約手続きの基本的な流れは、以下のとおりです。

例えばDMMバーチャルオフィスでは、申し込みから審査、決済までの全ての手続きをオンラインで完結可能。最短1日で利用開始できます。 ​またワンストップビジネスセンターでは、即日利用が可能なプランも提供されています。

ビジネススピードが求められる現代において、バーチャルオフィスの簡易な契約システムは起業家の強い味方といえるでしょう。

■バーチャルオフィスをお探しの場合は、以下の記事をご覧ください。

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バーチャルオフィスのデメリットと注意点

メリットの多いバーチャルオフィスですが、利用前に知っておきたい留意点が数点存在します。

  • 住所を他社と共有するリスク
  • 許認可が取れない業種がある
  • 郵便物の受け取りに時間がかかる
  • 作業スペース・来客スペースがない
  • 法人口座開設や融資審査で不利になる可能性

対策もあわせて紹介しているので、それぞれチェックしていきましょう。

住所を他社と共有するリスク

バーチャルオフィスの利用には、住所を他社と共有することによるリスクが存在します。​これは、同一住所を複数の企業が使用することで、取引先や顧客からの信頼性に影響を及ぼす可能性があるためです。

具体的には、以下のリスクが考えられます。

  • 信用低下のリスク:同じ住所を利用する他社が不祥事を起こした場合、同一住所を使用していることで、自社の信用が低下する可能性がある
  • 取引先の不信感:取引先が名刺の住所をネットで検索した際、同一住所に多数の企業が表示されることで不信感を抱かれる可能性がある

東京商工リサーチの調査(2024年12月)によると、法人登記多数住所上位10地点のうち9か所がバーチャルオフィスで、最多の場所には4,535社もの企業が登記されていました。

このように多数の企業が同一住所を共有している状況は、取引先や顧客に不信感を与える要因となりえます。

参考:東京商工リサーチ

対策

1)住所の共有数を確認する

・契約前に同一住所を利用している企業の数を確認し、可能であれば共有数が少ない住所を選択してリスク低減を図る。

2)信頼性の高い業者を選ぶ

・評判の高いバーチャルオフィス業者を選び、他の利用企業の信頼性も確認することでリスクを最小限に抑える。

許認可が取れない業種がある

バーチャルオフィスは多くのビジネスにとって魅力的な選択肢ですが、実体のある事務所が必要な業種では許認可取得の障壁となりえます。

特に以下の業種では、バーチャルオフィスでの開業が認められないケースがあるため、注意が必要です。

■バーチャルオフィスでの開業が認められない可能性のある業種

業種備考
士業(税理士、司法書士、弁護士など)クライアントとの対面相談や機密情報の取り扱いが求められるため、独立した専有の事務所が必要とされている
人材派遣業開業時に20平方メートル以上の事務所スペースが必要とされている
有料職業紹介業(人材紹介業)個人情報を取り扱うため、鍵付きキャビネットや面談スペースを備えた実体のある事務所が求められる
不動産業宅地建物取引業の免許取得には、独立した事務所の設置が必要
建設業請負契約の締結などを行う実体のある事務所が必要とされている

対策

上記の業種で開業を検討している場合は、バーチャルオフィスではなく、レンタルオフィスやシェアオフィスなど物理的なスペースを確保できるサービスを検討してみるとよいでしょう。

事前に所轄官庁や関係機関に確認することで、許認可取得の要件を満たす適切なオフィス形態を選択できます。

郵便物の受け取りに時間がかかる

バーチャルオフィスを利用する際に見落としがちなのが、郵便物の受け取りに時間がかかるという点です。郵便物は一度バーチャルオフィスに届いた後に利用者の住所へ転送されるため、どうしてもタイムラグが発生します。

多くのバーチャルオフィスでは、郵便物はすぐに転送されず、週単位や月単位でまとめて発送されるケースが一般的です。例えば月末転送のサービスを利用している場合、月初に届いた請求書は最大で1か月近く手元に届かない場合があります。

このタイムラグが原因で、請求書や納付書など支払い関連の書類確認が遅れることも。取引先との信頼関係にも影響を及ぼしかねないため、注意が必要です。

対策

1)通知サービスの利用

・郵便物が到着した際にメールやSNSで即時通知してくれるバーチャルオフィスを選ぶと、受け取りの遅延リスクを軽減可能。

2)直接受け取りが可能な業者を選ぶ

・なかには、バーチャルオフィスを訪問して直接郵送物を受け取れるサービスも存在。その場合、週単位・月単位での発送を待たずに郵送物を受取可能。

3)郵便物のスキャンサービスの利用

・バーチャルオフィスによっては、郵便物を開封し、内容をスキャンしてデータで提供するサービスも。物理的な郵送を待たずに内容を確認できるため、緊急の対応が可能。

作業スペース・来客スペースがない

バーチャルオフィスの特徴は、物理的なオフィススペースを持たないという点です。住所や電話番号を低コストで入手できるメリットがある一方で、実際に仕事をする場所や取引先と対面で会う場所がないというデメリットも生じます。

例えば、クライアントとの商談や重要なプレゼンテーションが必要な場合、別途カフェやレンタル会議室を確保する必要があります。

突然の来客があった場合の対応も困難です。取引先から「近くまで来たので挨拶に寄りたい」と言われても、実際にはそこに物理的なオフィスがないため、対応に困ってしまいます。

対策

1)コワーキングスペースやレンタルオフィスとの併用

・作業スペースや来客スペースが必要な場合は、これらの施設を併用することでバーチャルオフィスのデメリットを補える。

2)来客対応可能なバーチャルオフィスを選ぶ

・最近では、会議室や打ち合わせスペースを併設しているバーチャルオフィスも増えている。来客の可能性がある場合は、このような施設を選ぶと良い。

3)オンライン会議の活用

・オンライン会議を活用することで、来客スペースの問題を解決できることがある。

法人口座開設や融資審査で不利になる可能性

一部の金融機関では、バーチャルオフィスを利用している企業の法人口座開設や融資審査を慎重に扱う傾向があります。これは、金融機関が実態のある事業を重視し、マネーロンダリングなどの犯罪防止に注力しているためです。

【法人口座開設における具体例】

  • バーチャルオフィスは実態が掴みにくいため、審査において通常のオフィスよりも時間を要したり、追加の書類提出を求められたりする場合がある。
  • 金融機関によっては、バーチャルオフィスを登記住所とする法人口座の開設を受け付けないケースも存在する。

【融資審査における具体例】

  • バーチャルオフィスを利用している場合、事業の実態が不明確と判断され、融資を受けにくくなる可能性がある。
  • 日本政策金融公庫などの融資審査では、バーチャルオフィスを利用していることで事業への覚悟や実態が疑問視され、審査が厳しくなる傾向がある。

対策

1)金融機関との事前相談

・法人口座開設や融資を検討している場合は、事前に金融機関に相談し、バーチャルオフィスを利用していることを伝えたうえで、必要な書類や情報を確認しておく。

2)実績の積み重ね

・日々の取引や実績をしっかりと記録し、事業の実態を証明できるようにしておく。

3)信頼性の高いバーチャルオフィスの利用

・バーチャルオフィス契約前に、そのバーチャルオフィスで法人口座開設の実績があるか確認しておく。

バーチャルオフィス利用がおすすめの事業者

バーチャルオフィスが向いている事業者は、主に以下の事業者です。

  • 初期コストを抑えて起業したいスタートアップ企業
  • 自宅で仕事をするフリーランス・個人事業主
  • オフィスを必要としない事業者(ネットショップなど)

それぞれ詳しく解説します。

初期コストを抑えて起業したいスタートアップ企業

バーチャルオフィスは初期コストを大幅に削減できるため、スタートアップ企業にとって魅力的な選択肢の一つといえます。

具体的には、オフィス家具や内装工事、光熱費などの初期投資が不要です。例えば東京都心部で20坪のオフィスを借りる場合、敷金・礼金だけで数百万円かかることがあります。一方、バーチャルオフィスなら月額数千円程度から利用可能です。

【初期コスト削減の具体例】

  • オフィス賃料
  • 敷金・礼金、保証金
  • 内装費、家具・家電の購入費
  • 人件費

このように、バーチャルオフィスを活用することでスタートアップ企業は大幅なコスト削減が可能となり、浮いた資金を事業拡大やマーケティングに充てられます。加えて、都心の一等地の住所を利用することで、企業の信頼性やブランドイメージの向上も期待できます。​

自宅で仕事をするフリーランス・個人事業主

バーチャルオフィスは自宅で仕事をするフリーランスや個人事業主にとって、プライバシー保護とビジネスの信頼性向上の両面で有益な選択肢です。

自宅の住所を公開することには、プライバシーやセキュリティ上のリスクが伴います。特に女性の個人事業主にとって、突然の訪問客や自宅住所のインターネット上での公開は大きな不安要素といえるでしょう。

バーチャルオフィスを利用すればビジネス用の住所を持てるため、こうしたリスクを回避できます。

また、「東京都渋谷区」や「大阪市中央区」などの一等地の住所を月額1,000円前後という低コストで使用できるため、取引先や顧客からの信頼性向上も期待できます。名刺やWebサイトに一等地の住所を記載しておくことで、ビジネスチャンスの拡大も図れるでしょう。

オフィスを必要としない事業者(ネットショップなど)

バーチャルオフィスは、物理的なオフィスを必要としない事業者にとって理想的な選択肢といえます。具体的な事業者例としては、以下が挙げられます。

事業者例備考
Webデザイナー、エンジニア、ライター主にオンラインでの業務が中心であり、物理的なオフィスを必要としない。
ECサイト運営、アフィリエイトなどのインターネット販売業者オンライン上で商品やサービスを提供するこれらの業者は、実店舗を持たないことが一般的
出張ビジネスや訪問型サービスを提供する事業者経営コンサルタントやセミナー講師、訪問ヘアメイクや出張ヨガ教室など、クライアント先や特定の場所でサービスを提供する業種

これらの事業者にとって、バーチャルオフィスはコスト削減やプライバシー保護、ビジネスの信頼性向上といったメリットのある魅力的な選択肢です。

バーチャルオフィスの選び方

ワークプレイス(バーチャルオフィスを含むフレキシブルオフィス)を展開する事業者は、日本国内で100社以上存在します。そのため、一定の選定基準を持っておいたほうがバーチャルオフィス選びはスムーズです。

ここでは、バーチャルオフィスの選定に欠かせない4つのポイントについて解説します。

  • 選び方1:サービス内容
  • 選び方2:料金
  • 選び方3:立地
  • 選び方4:運営会社の信頼性

選び方1:サービス内容

バーチャルオフィスを選ぶ際、提供されるサービス内容がビジネスニーズに合致しているかが重要です。特に、郵便物転送、電話・FAX対応、会議室利用、法人登記などのサービスは、事業者にとって重要な判断要素となります。

■主なサービス内容一覧

サービス名内容
住所貸しビジネス用の住所を提供
法人登記提供住所での法人登記が可能
郵便物の受取・転送届いた郵便物の受け取りと指定場所への転送
DM破棄サービス不要な広告等を破棄
郵便物通知郵便物到着時のLINEやメール通知
簡易書留対応簡易書留等への代理サイン
電話番号の貸与市外局番付きの固定電話番号の貸し出し
電話秘書代行電話応対や取次ぎサービス
会議室・コワーキングスペース打ち合わせや作業用スペースの提供
来客対応訪問者への対応サービス
FAXサービスFAX番号の提供や受信したFAXの転送
貸しロッカー重要書類・機材保管用の専用ロッカー
起業支援サービス法人登記代行、専門家紹介など

バーチャルオフィスのサービス内容は多岐にわたります。自身のビジネスニーズに合わせ、必要なサービスが含まれているか確認しましょう。

選び方2:料金

バーチャルオフィスの料金体系は、初期費用、月額費用、オプション費用の3つに大きく分けられます。これらの費用を総合的に比較検討し、自身のビジネスに合った料金プランを選ぶことが重要です。

  • 初期費用:契約事務手数料や保証金など
  • 月額費用:住所利用、郵便物転送、電話・FAX対応などの基本サービスに対する料金
  • オプション費用:会議室の利用、週に1回の郵便物転送、来客対応など

特に注意すべきは、オプション費用。例えば、郵便物転送の頻度や転送方法、電話・FAX対応の通話料や転送方法など、利用頻度や利用状況によって料金が大きく変動する可能性があります。

不要なコストの発生や、必要なサービスが受けられないリスクを軽減するためにも、適切なプラン選択が大切です。

選び方3:立地

バーチャルオフィスの立地は、ビジネスの信頼性や印象を左右する重要な要素です。一等地の住所を持つことで、取引先や顧客からの信用を獲得しやすくなります。

例えば、東京・銀座や大阪・梅田などの一等地の住所は、取引先に「信頼できる企業」という印象を与えやすく、ブランド力を向上させることが可能です。また、IT企業が集まる渋谷や恵比寿などのエリアは、スタートアップやテクノロジー関連の事業に適した選択肢となります。

交通アクセスも重要なポイントです。最寄り駅からの距離や周辺環境を確認することで、取引先や顧客が訪問しやすい環境を整えられます。また、郵便物の受け取りや会議室利用を考慮すると、自宅からのアクセスも重要なポイントといえるでしょう。

立地選びは、ビジネスの成功に直結する要素です。​住所の知名度、アクセスの利便性、土地柄を総合的に考慮し、自分に適したバーチャルオフィスを選びましょう。

選び方4:運営会社の信頼性

信頼性の高い運営会社を選ぶことで、トラブルを回避し、安心してビジネスを展開できます。運営会社の信頼性を確認する際は、以下の点に注目してみてください。

  • 運営会社の情報:会社の設立年、資本金、代表者名、所在地などが明確に記載されているか
  • 運営実績:長年の運営実績があり、多くの顧客に利用されているか
  • 顧客からの評判:口コミサイトやSNSなどで、良い評判が多いか
  • セキュリティ対策:情報漏洩対策やセキュリティ対策がしっかりと行われているか

これらの情報を総合的に判断し、信頼できる運営会社を選びましょう。

バーチャルオフィス利用者の声

ここでは、実際のバーチャルオフィス利用者の声をいくつか紹介します。

便利で効率的なサービス!
オフィスを持たずに会社運営ができるので非常に助かっています。他社と違って郵便物転送の取捨選択もオンラインで完結できるなど便利なサービスも多くて満足しています。

引用:DMMバーチャルオフィス
私は法人登記と郵便の転送が可能であればよかったので値段重視で探してました。 時々レンタル会議室を利用しますがきれいでスタッフのかたも気持ちよく対応してくれます。 今後サービスの幅を広げる際は電話代行が可能なサービスも検討させていただきます。

引用:レゾナンス
バーチャルオフィスを法人登記のために利用させていただきました。本社所在地としてだけではなく、必要の場合は貸し会議室も利用できるところが魅力的です。法人登記時にも、スピード感のある対応をしていただき、大変助かりました。

引用:バーチャルオフィス スタートアップ

バーチャルオフィスで賢くビジネスを始めよう!

バーチャルオフィスは、低コストでビジネスの住所を持ちたい個人事業主やスタートアップにとって、有力な選択肢です。

プライバシー保護やブランディング向上のメリットがある一方で、住所の共有リスクや法人口座開設の難しさといったデメリットも考慮する必要があります。

自分の事業に適したオフィス形態を選ぶために、サービス内容や料金、立地、運営会社の信頼性をしっかりチェックしましょう。バーチャルオフィスを上手に活用し、スムーズなビジネス運営を目指してみてください。

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