最終更新日:2021年5月24日
日に日に感染被害の拡大している新型コロナウイルス。今、海外から戻ってきた人たちが大変な目に遭っていることをご存知でしょうか?
情報収集を行う際は、自分の到着する空港の情報を集めたほうがよさそうです。
2020年から問題となっているのは『自主待機』と『公共交通機関の利用不可』という政府要請。
今はそれに加え、『 陰性証明書の提示』や『スマホで位置情報を知らせるアプリの登録』が義務付けられている。

そこで本記事では、
海外帰国時の動きがよくわからない
陰性証明書の提示がある?
公共交通機関が使えない?
位置情報を知らせるアプリに登録しないといけないって本当?
こうした悩みを解決していきます。
本記事を読むと、次のことが解決できます。
本記事で解決すること
海外から帰国した時の流れがわかります。
記事の信頼性
去年のコロナ禍、海外から帰国した経験者です。
空港到着からホテルでの自主待機2週間にいたるまで、すべて自分で段取りを行ないました。
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【コロナ禍】海外帰国者の実体験情報をまとめてみた
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もちろん今とは受け入れ状況が異なるので、情報はアップデートしてあります。

目次
帰国時に必要な手続き
厚生労働省によると、海外から帰国するすべての人間に適用される措置は、次のとおりです。(2021年5月25日時点)
検査証明書の提示
誓約書の提出
スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用
質問票の提出
これらの手続きは、空港到着後に行ないます。
それでは、それぞの項目について確認していきましょう。
検査証明書
帰国者は空港の検疫所に対し、「出国前72時間以内の検査証明書」を提示しなくてはいけません。
検査証明書を用意せずに入国しようとした場合、入国を拒否される可能性があるのでご注意を。
要するに、
滞在先の国で新型コロナの検査を受け、発行してもらった証明書を片手に日本へ戻る
ということです。
出国前72時間以内という縛りがあるので、海外滞在プランの一部に『検査証明書の取得 』を組みこんで、忘れず用意しましょう。
誓約書の提出
空港到着後、所定のフォーマットに必要事項を記入し、誓約書を提出します。
誓約する内容は次のとおりです。
スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用
新しめの水際対策で、スマホへのアプリ登録が義務付けられています。
登録の必要なアプリは次のとおりです。
引用:スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について | 厚生労働省
入国時にこれらのアプリや設定ができているか、空港の検疫で確認されます。
空港に到着してからインストールするのは手間なので、事前にインストールしておくことをオススメします。
質問票の提出
空港にて、連絡先などの個人情報を検疫所へ知らせる必要があります。
昔と違い、今は紙ではなくWeb上で回答することになっているので、ご注意ください。
下記のサイトで回答すると、QRコードが表示されます。
そのQRコードをスクリーンショットか印刷をしておき、空港の検疫時に提示する流れです。
1. 海外帰国者の自主待機・移動・ホテル確保はどうすればいい?
1.1. 自主待機への方針
私の考える自主隔離方針は次の通りです。
① 1人暮らし:可能な限り自宅へ戻り、自宅で自主待機14日間を過ごす
ホテルでの自主隔離は精神的にも金銭的にも大変なため、可能であれば自宅へ戻ることをオススメします。
空港からの帰宅手段は、
参考
レンタカー
家族、知人に車を出してもらう
ハイヤーまたはタクシー
の3種類。
ポイント
追記:ハイヤーで移動する場合は『らくらくタクシー』がオススメ!
4月7日からコロナウイルス対策ハイヤーが利用できるようになり、成田・羽田空港に到着した人はこのハイヤーで自宅やホテルへ移動可能だ。
② 家族、複数名との暮らし:ホテルでの自主隔離
コロナウイルスは、たとえ無症状でも他者を感染させてしまう危険があります。
そのため、複数名と暮らしている人はホテルでの自主待機を推奨します。


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【コロナウイルス】自宅でも充実した時間を過ごそう!快適在宅ライフ
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1.2. 二週間待機に利用可能なホテルの確保
14日間もの期間宿泊可能なホテルの確保は、コロナ発生当初と比べ、だいぶ簡単になった印象です。
自主待機プランのあるホテルも複数あるので、ホテル予約を考えている方はオススメホテルをまとめた下記の記事を参考にしてみてください。
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2. 帰国者の声&有益情報
事細かに帰国後直面した状況を説明している方が複数いたので紹介。
現場の様子が伝わってくるので、これから帰国される人は一読をオススメします。
帰国者体験談
いくつか記事を読んでみると、
・成田空港と羽田空港では受け入れ体制に若干の違いがある
ことがわかります。
情報収集を行う際は、自分の到着する空港の情報を集めたほうがよさそうです。